A4用紙一枚に書き込むだけで、人生も仕事もすべてが思い通りになるタイムマネジメントノート
この本の作者は「過労による休職」をきっかけに、自分の人生について考えるようになり、その一端としてタイムマネジメントを意識するようになった。
このタイムマネジメントはまず人生の優先順位を決めることを唱えている。なぜならどんな人生を送りたいかによって人生の時間配分、ひいては1日の時間配分は変わってくるから。
具体的な手法としては
1.今日やりたいこと(目標)を1つに絞る。
2.1日24時間の内から睡眠時間、生活時間(食事、入浴、通勤時間)、自分の時間を引いていく。そして最後に仕事の時間を作る。なぜ、仕事の時間を最後に設定するかというと最初に仕事の時間から考えると、仕事の時間を長く設定してしまうからです。
3.1日の記録をする。目標達成できたか、
4.今日できたことを書き出す。それがなぜできたのか、できたことでどんな変化が圧のか。
5.できなかったこと。なぜできなかったのか。
6.今日学んだこと、得たこと。
7.明日にどう生かすか。
8.1週間、1か月ごとに振り返りの時間を持つ。
この作業は一つ一つはあまり負荷のないことかもしれないが、日々繰り返していくことで今日より明日、今秋より来週、今月より来月と決して同じ過ちを繰り返さないことにつながり、成長につながり、自分の人生を生きている実感を得ることにつながる。
本書では最初は小さな一歩、俗にいうベイビーステップ(習慣系の本ではかなりの確率でこの言葉を聞く)からでよいのでとにかく続けること、今日より明日をどのようによくしていくのかに力を入れること。
この本を読んでいくうえで私が普段の意思決定の上で幾度となく同じ公開をしていることが分かった。
普段の行動、意思決定の振り返りを繰り返し、理想の生活、自分を作っていきたい。